銅ケーブルが黒シースであることに対して、アルミケーブルは一般的に青シースが主流であり、一目で識別しやすく盗難されにくい傾向があります。
アルミは銅よりも市場価格が安く、工事費を抑えることができます。また、変動幅も小さく安定しているため、コスト管理がしやすいというメリットもあります。
当社標準銅CVTケーブルに対し、同一サイズで50%以上の軽量化。
同等電流容量となる1サイズアップでも30%以上の軽量化を実現しています。
軽量化により、ケーブルの輸送・搬入・引き込み作業等の省力化や、配線の施工効率向上に貢献します。
質量比較
アルミ導体の工夫により、当社標準銅CVT(くせ付け&柔軟性強化製品)に対し約2分の1の力で曲げることができます。
※アルミケーブルは、くせが付きにくく、元の形状に戻ろうとする性質があります。
たわみ試験による柔軟性比較
■ 施工現場の評価
とにかく軽い!こんなに軽いのか、と実感!
直線部、ラック部は「配線しやすい!」「引っ張りやすい!」と好評!
某倉庫施設、某発電所施設などでアルミケーブルをご使用いただき、その軽さを実感いただきました。
直線部、ラック部が引っ張りやすく、布設作業スピードは向上。
立ち上がりなどの屈曲部は銅ケーブルとほぼ同等の作業性で、施工全体の作業性を改善できるとご評価いただいています。
アルミ端子
Panduit社製
サイズ範囲:60~325mm²
材質:アルミ+錫めっき
バイメタル端子
Panduit社製
サイズ範囲:60~325mm²
材質:アルミ+銅
※従来設備への接続が容易
アルミスプライス
Panduit社製
サイズ範囲:60~325mm²
材質:アルミ+錫めっき
※アルミ導体同士の接続に対応
バイメタルスプライス
Panduit社製
サイズ範囲:60~325mm²
材質:アルミ+銅
※アルミ+銅の異種導体接続に対応
めっき付きを推奨します。
端子寸法・ボルトの長さが適合することをご確認ください。
(株)正興電機製作所社製
HC形端子台シリーズ
※一部のサイズはボルトの長さの変更が必要なため、専用の型式をご指定ください
お問い合わせ先はこちら
アルミケーブルの接続に関しては、異種金属接触による電食※1、表面の酸化被膜※2、応力緩和※3等の課題がありますが、いずれも正しい材料・手順・方法で施工すれば問題なく使用でき、海外や国内電力会社殿などでは多くの実績があります。
取り扱い上の注意事項を守り、正しい方法で施工を行ってください。
接続加工の講習会も対応します!
アルミケーブルの接続や加工を体験できる講習会のご対応も可能です。ご希望の方はフォームよりお問い合わせください。 当社担当者より、日程や実施内容についてご案内いたします。
工場加工により、アルミブランチケーブル/ハイブリッドタイプの対応も可能です。
対応できるサイズ・仕様については、都度お問い合わせください。
銅導体とアルミ導体では、導電率の違いにより、サイズUPが必要なため、通電容量に応じて、適切なサイズ選定を行ってください。
アルミケーブルに関するお問い合わせは、こちらのフォームより受け付けております。